“小瘡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こがさ66.7%
せうさう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういう憂鬱ゆううつが、胸中から上に出て来たように、折も折、彼は小瘡こがさという皮膚病をわずらいだした。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小瘡こがさができましてな。かゆうてたまらぬ」
べんがら炬燵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
此湯疝ある人浴してよく治すといへり。〔此辺温泉おほし。小湯こゆといふあり。小瘡せうさうによし。たんぐわの湯といふあり。性熱なり。小瘡をうれふるもの小湯に入まさに治んとするとき此湯にいる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)