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䑛
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な
ふりがな文庫
“
䑛
(
な
)” の例文
大幅の清少納言の
後向
(
うしろむ
)
きの姿の「繪姿の頸筋のあたり」を、舌の
尖端
(
さき
)
でかるく
䑛
(
な
)
める、といふところであり、その後の例は、『兵隊の宿』のなかの、お光といふ女主人公が
「鱧の皮 他五篇」解説
(旧字旧仮名)
/
宇野浩二
(著)
「パンを一口喰べてから、バタを指で
掬
(
すく
)
って
䑛
(
な
)
めればいいじゃないの。君もずいぶん馬鹿ね。この車は一度停めたら、動き出すまでにはなかなかだから、停めるわけには行かないよ」
ノンシャラン道中記:02 合乗り乳母車 ――仏蘭西縦断の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
署長は大きな帳面を引き出して、親指の腹を
䑛
(
な
)
めあげ䑛めあげ
頁
(
ページ
)
を
繰
(
く
)
っていたが
ノンシャラン道中記:02 合乗り乳母車 ――仏蘭西縦断の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
䑛
部首:⾆
11画