“呑口”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
のみくち50.0%
のみぐち25.0%
スパウト25.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“呑口”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 戯曲0.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
呑口のみくちひねる)——親仁、またそこらへ打倒ぶったおれては不可いけないよ。
山吹 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
覗いて見ると、店の障子が二枚、モロに折れて、酒樽さかだるが引つくり返つて、呑口のみくちが飛んだと見えて、店中が酒の洪水こうずゐだ、——訊いて見ると、一刻ばかり前、江戸の人が通りかゝつて、のどかわくからと、冷で一杯所望し、それを呑むうち、樽にもたれて突つ轉がし、どんなはずみか呑口を拔いて、障子を二枚モロに折つたが、文句を言ふ隙もなく、俺は江戸の佐久間町のもので、同じ暖簾のれんの相模屋を名乘る者だ。
この辺は貧乏人が多いんだから、みんな細かい商いばかりだ。お客は七、八分労働者なんだから、酒の小売りが一番多いのさ。店頭みせさきへ来て、桝飲ますのみをきめ込むてあいも、日に二人や三人はあるんだから、そういう奴が飛び込んだら、ここの呑口のみぐちをこうひねって、桝ごと突き出してやるんさ。
新世帯 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
そして、タンク機関車73号に給水するため、土屋君は頭上に恐るべき装置があるとも知らず、この通りの姿勢をって、ここにぶら下っているこのズック製の呑口スパウトを、こちらの機関車のサイド・タンクの潜口マンホールへ向けて充行あてが
気狂い機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)