トップ
>
充行
ふりがな文庫
“充行”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あてが
50.0%
あてがわ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あてが
(逆引き)
喬介は
撥形鶴嘴
(
ビーター
)
を受取ると、その柄先の穴を、例の鉄棒の
尖
(
さき
)
に
充行
(
あてが
)
ってグッと押えた。するとスッポリ
填
(
ふさが
)
って、
撥形鶴嘴
(
ビーター
)
は鉄棒へぶら下った。
気狂い機関車
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
この通りの姿勢を
執
(
と
)
って、ここにぶら下っているこのズック製の
呑口
(
スパウト
)
を、こちらの機関車のサイド・タンクの
潜口
(
マンホール
)
へ向けて
充行
(
あてが
)
い、給水タンクの開弁を促すために右
掌
(
て
)
でこの鎖を握り締めて
気狂い機関車
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
充行(あてが)の例文をもっと
(1作品)
見る
あてがわ
(逆引き)
慰められつつ自分に
充行
(
あてがわ
)
れてある二階の室へ這入って仕舞った、余は直ぐに元の客間へ帰って行くも何となく極りが悪く、少し廊下でグズグズして凡そ二十分も経った頃一同の前へ出たが
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
充行(あてがわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“充行(充行状)”の解説
充行状(あておこないじょう/あてがいじょう)又は宛行状
とは、中世に見られる文章形式。文面に「充行」の二字が入っていることに由来する。
中世武家社会において荘園などを分譲する際の文章で用いられる。また、武家が家臣に知行を給与する際にも用いられる。
中世の公文書、私文書ともにこの形式を採用している。
(出典:Wikipedia)
充
常用漢字
中学
部首:⼉
6画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“充”で始まる語句
充
充分
充満
充滿
充填
充溢
充實
充血
充実
充當
“充行”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
大阪圭吉