“宝算”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうさん75.0%
よはひ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鶴見はその『伝暦』を見て、太子薨去こうきょの時の宝算ほうさんが四十九歳、または五十歳でおわしたことを知った。
ついで六年後柏原天皇が宝算ほうさん六十三を以て崩御になり、最後に天文六年実隆が八十三を以てこうじた。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
三とせをわたりてもなほ果つべくもあらぬを、菟道うぢきみ深くうれひ給ひて、あに久しくきて天がしたわづらはしめんやとて、七四みづから宝算よはひたせ給ふものから、罷事やんごとなくて兄の皇子みこ御位みくらゐかせ給ふ。