“かぞ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カゾ
語句割合
49.5%
25.0%
16.8%
5.4%
加須1.1%
1.1%
0.5%
父母0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猶太ユダヤ心理学派のり方だが、事実どうかぞえたって千フランには二法足らないんだから、やすいこた安いわけで
それゆゑ大きい方は今年数へ年五つになるわけだが、満でかぞへると年が減つて三つになり、小さい方は一つといふことになる。
(新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
其時そのとき代助はこの論理中に、ある因数フアクターかぞへ込むのを忘れたのではなからうかとうたぐつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
われて、アンドレイ、エヒミチはもくしたまま、財嚢さいふぜにかぞて。『八十六えん。』
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
はれて、アンドレイ、エヒミチはもくしたまゝ財嚢さいふぜにかぞて。『八十六ゑん。』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
數千萬年すうせんまんねんをもつてかぞへてもかぞれないむかしとは、じつおどろくべきことであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
古来和漢にて孝行を勧めたる話ははなはだ多く、『二十四孝』をはじめとしてそのほかの著述書もかぞうるにいとまあらず。
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
猿果てたる姿見た者なし、当社の使者奇妙の働き〈古今げてかぞうべからず〉という(『日吉社神道秘密記』)。
父の商売の得意先もこのごろでは熊谷くまがや妻沼めぬま方面よりむしろ加須かぞ大越おおごえ古河こがに多くなった。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
小川屋にはもう娘はいなかった。この春、加須かぞの荒物屋にかたづいて行った。おばあさんが茶を運んで来た。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
その旅客のあとに、貴い多くの小判が、外に積んだかぞのなかから、二三日たって発見せられた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
一日かかって四十かぞくのは、普通一人前いちにんまえの極度の仕事であったが、おとらは働くとなると、それを八十把も漉くほどの働きものであった。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
かへりみて明治の作家をかぞふるに、真に情熱の趣を具ふるもの果して之を求め得べきや。
情熱 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
諸王、諸臣、及び天下の百姓、ことごと長老おきなは愛児を失ふがごとく、塩酢之昧あぢはひ口に在れどもめず、少幼者わかきめる父母かぞうしなふが如くて
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
又後世に於て、民の、吾が故にりて、己が父母かぞほろぼせりと言はむことを欲せじ。豈に其れ戦勝ちての後に、まさ大夫ますらをと言はむ哉。夫れ身をて国を固くせむは、また大夫ますらをならざらむや。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)