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生紙
ふりがな文庫
“生紙”の読み方と例文
読み方
割合
きがみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きがみ
(逆引き)
かの
女
(
じょ
)
は初めて好奇の眼を見ひらいて、竹縁から庭下駄をはいた。そして、元の窓へ返ってきてよく見ると、
西判
(
にしばん
)
の
生紙
(
きがみ
)
に美女の顔が描いてある。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかしわたしはこれがために幾多の
日子
(
にっし
)
と紙料とを徒費したことを
悔
(
く
)
いていない。わたしは
平生
(
へいぜい
)
草稿をつくるに必ず石州製の
生紙
(
きがみ
)
を選んで用いている。
十日の菊
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
その黄味は天然の色で、楮の
甘皮
(
あまかわ
)
から出てくるものであります。本当に文字通り「
生紙
(
きがみ
)
」という感じで、和紙の持味がにじみ出ているものであります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
生紙(きがみ)の例文をもっと
(9作品)
見る
“生紙”の意味
《名詞》
糊を加えず材料をすいたままの粗製の紙。
(出典:Wiktionary)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
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生
生命
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生々
生垣
生物
生温
生死
検索の候補
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島崎藤村
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山本周五郎
泉鏡花