“甘皮”の読み方と例文
読み方割合
あまかわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少くとも彼の鼻の頭には、線香花火でやけどした程の火ぶくれが出来て、甘皮あまかわの破れた皮膚の下からほんのわずかばかり血がにじんだ。
その黄味は天然の色で、楮の甘皮あまかわから出てくるものであります。本当に文字通り「生紙きがみ」という感じで、和紙の持味がにじみ出ているものであります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
人参にんじん甘草かんぞう薏苡仁よくいにん、それに胡麻ごまと松の甘皮あまかわ、——そこまでは誰でも解るが、残りの二味がむつかしい