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『十日の菊』
ふりがな文庫
『
十日の菊
(
とおかのきく
)
』
庭の山茶花も散りかけた頃である。震災後家を挙げて阪地に去られた小山内君がぷらとん社の主人を伴い、倶に上京してわたしの家を訪われた。両君の来意は近年徒に拙を養うにのみ力めているわたしを激励して、小説に筆を執らしめんとするにあったらしい。 わた …
著者
永井荷風
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
戯
(
たわむる
)
快
(
こころよか
)
放
(
は
)
止
(
とどま
)
栄
(
えい
)
替
(
かわり
)
空腹
(
すきっぱら
)
拙
(
せつ
)
燃
(
もゆ
)
尋
(
つい
)
後
(
おく
)
進入
(
はい
)
二
(
に
)
家
(
や
)
尤
(
もっとも
)
最
(
もっとも
)
殆
(
ほとんど
)
聊
(
いささか
)
訪
(
おとな
)
賑
(
にぎわ
)
走
(
ば
)
附着
(
くっつ
)
一葉
(
いちよう
)
凍
(
こご
)
力
(
つと
)
嘆
(
たん
)
堪
(
た
)
妨
(
さまたげ
)
巴里
(
パリー
)
徒
(
いたずら
)
悔
(
く
)
掃
(
はら
)
摘
(
つ
)
潤
(
うるお
)
煙管
(
キセル
)
甚
(
はなはだ
)
綴
(
と
)
脂
(
やに
)
莫
(
なか
)
行燈
(
あんどう
)
訛
(
なまり
)
責
(
せめ
)
遽
(
にわか
)
饒舌
(
じょうぜつ
)
一場
(
いちじょう
)
下駄
(
げた
)
倦
(
う
)
倶
(
とも
)
傀儡
(
かいらい
)
僑居
(
きょうきょ
)
免
(
まぬか
)
冀
(
こいねが
)
冠
(
かぶ
)
十文
(
ともん
)
半
(
なかば
)
半紙
(
はんし
)
厠
(
かわや
)
反古
(
ほご
)
吾人
(
ごじん
)
唐傘
(
からかさ
)
唖々
(
ああ
)
啻
(
ただ
)
嘲
(
あざけ
)
土鍋
(
どなべ
)
垢抜
(
あかぬ
)
堕
(
お
)
塒
(
ねぐら
)
塞
(
ふさ
)
塵
(
ちり
)
夕
(
ゆうべ
)
奔流
(
ほんりゅう
)
妙
(
みょう
)
娯
(
たの
)
宛然
(
さながら
)
小春
(
こはる
)
小禽
(
ことり
)
平生
(
へいぜい
)
座附
(
ざつき
)
引掛
(
ひっか
)
弾劾
(
だんがい
)
微醺
(
びくん
)
必
(
かならず
)
必須
(
ひっす
)
忽
(
たちま
)
所以
(
ゆえん
)
抽斗
(
ひきだし
)
指擿
(
してき
)
推敲
(
すいこう
)
揉
(
も
)
揣摩
(
しま
)
摺
(
す
)
操履
(
そうり
)
操觚
(
そうこ
)
擱
(
お
)
新様
(
しんよう
)
日子
(
にっし
)
旦
(
あした
)
曠世
(
こうせい
)
来
(
きた
)
杯
(
さかずき
)