“座附”の読み方と例文
読み方割合
ざつき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしが帝国劇場の楽屋に出入したのはこの時が始めてである。座附女優諸嬢の妖艶なる湯上り姿を見るの機を得たのもこの時を以て始めとする。
十日の菊 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
やがて座附の狂言作者の竹柴なにがしが二階から降りて来た。この人は明治の末年に死んだが、楽屋内でも意地の悪いという噂のあることを私たちも薄々知っていた。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
やった伊太利や亜米利加の美人や、外にまだ大勢居る座附の女が、全部薄い着物を着た半裸体の姿で、数十頭の裸馬と入れ交って、あの楽屋口から練り出して来て、愉快な音楽に合わせながらダンスを
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)