トップ
>
座興
ふりがな文庫
“座興”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ざきょう
66.7%
ざきよう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざきょう
(逆引き)
「
売僧
(
まいす
)
、ちん
鴨
(
かも
)
の
座興
(
ざきょう
)
にしては
折檻
(
せっかん
)
が過ぎようぞ、眉間傷が夜鳴き致して
見参
(
けんざん
)
じゃ。大慈大悲の
衣
(
ころも
)
とやらをかき合せて出迎えせい」
旗本退屈男:06 第六話 身延に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
武骨な
座興
(
ざきょう
)
——として、笑い声をあとに、天奏衆は、もう、かなり先へ進んで行っていた。出雲守をはじめ、あっけにとられた人々の顔が、まわりにあった。
元禄十三年
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
座興(ざきょう)の例文をもっと
(6作品)
見る
ざきよう
(逆引き)
却説
(
かくて
)
傳吉は
酒宴
(
しゆえん
)
の席へ出で扨々
折角
(
せつかく
)
御招ぎ申しても何も進ずる物もなし
併
(
しか
)
し今日の
座興
(
ざきよう
)
に
歸國
(
きこく
)
なす道中の物語を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
差出
(
さしで
)
がましうござんすが、お
座興
(
ざきよう
)
にもと
存
(
ぞん
)
じて、お
客樣
(
きやくさま
)
の
前
(
まへ
)
ながら、
申上
(
まをしあ
)
げます、とお
孃樣
(
ぢやうさま
)
、
御口上
(
ごこうじやう
)
。——
内
(
うち
)
に、
日本
(
につぽん
)
と
云
(
い
)
ふ、
草毟
(
くさむしり
)
の
若
(
わか
)
い
人
(
ひと
)
が
居
(
を
)
りませう……ふと
思
(
おも
)
ひ
着
(
つ
)
きました。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
座興(ざきよう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“座興”の意味
《名詞》
主に宴会の席などでその場を楽しませる遊芸。
その場限りの戯れ。
(出典:Wiktionary)
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
興
常用漢字
小5
部首:⾅
16画
“座”で始まる語句
座
座蒲団
座敷
座頭
座主
座布団
座右
座敷牢
座蒲團
座席
“座興”のふりがなが多い著者
江見水蔭
作者不詳
林不忘
佐々木邦
徳田秋声
泉鏡太郎
佐々木味津三
吉川英治
岡本かの子
泉鏡花