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きがみ
ふりがな文庫
“きがみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
生紙
90.0%
黄紙
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生紙
(逆引き)
その黄味は天然の色で、楮の
甘皮
(
あまかわ
)
から出てくるものであります。本当に文字通り「
生紙
(
きがみ
)
」という感じで、和紙の持味がにじみ出ているものであります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
その
認
(
したた
)
めてある
生紙
(
きがみ
)
二つ折り横
綴
(
と
)
じの帳面からしていかにもその人らしく、紙の色のすこし黄ばんだ中に、どこか
楮
(
かぞ
)
の青みを見つけるさえ彼にはうれしかった。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
きがみ(生紙)の例文をもっと
(9作品)
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黄紙
(逆引き)
これを聞くと、太郎と言われた男は、日をよけた
黄紙
(
きがみ
)
の扇の下で、あざけるように、口をゆがめた。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
太郎は、歩きながら、思い出したように、はたはたと、
黄紙
(
きがみ
)
の扇を使った。——
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
きがみ(黄紙)の例文をもっと
(1作品)
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