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同胞
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けうだい
ふりがな文庫
“
同胞
(
けうだい
)” の例文
母は安兵衛が
同胞
(
けうだい
)
なれば此処に引取られて、これも二年の
後
(
のち
)
はやり風俄かに重く成りて
亡
(
う
)
せたれば、
後
(
のち
)
は安兵衛夫婦を親として、十八の今日まで恩はいふに及ばず
大つごもり
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
母
(
はゝ
)
は
安兵衛
(
やすべゑ
)
が
同胞
(
けうだい
)
なれば
此處
(
こゝ
)
に
引取
(
ひきと
)
られて、これも二
年
(
ねん
)
の
後
(
のち
)
はやり
風
(
かぜ
)
俄
(
には
)
かに
重
(
おも
)
く
成
(
な
)
りて
亡
(
う
)
せたれば、
後
(
のち
)
は
安兵衞
(
やすべゑ
)
夫婦
(
ふうふ
)
を
親
(
おや
)
として、十八の
今日
(
けふ
)
まで
恩
(
おん
)
はいふに
及
(
およ
)
ばず
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
お京さんお前は
弟
(
おとと
)
といふを持つた事は無いのかと問はれて、私は一人
娘
(
ご
)
で
同胞
(
けうだい
)
なしだから弟にも
妹
(
いもと
)
にも持つた事は一度も無いと云ふ、さうかなあ、それではやつぱり何でも無いのだらう
わかれ道
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
同
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
胞
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
“同胞”で始まる語句
同胞達
同胞教会
同胞相剋