“安兵衞”のいろいろな読み方と例文
新字:安兵衛
読み方割合
やすべえ83.3%
やすべゑ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大伴の表へは水を打って掃除も届き、奥には稽古を仕舞って大伴蟠龍軒兄弟が酒宴さかもりをしている。しばらくして「玄関に取次とりつぎがあるよ、安兵衞やすべえ
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
若「払われたら目出度いではないか、うち安兵衞やすべえが去年の暮に払われないとって心配をしてえたが、まだ松もとれないのに払われたら結構じゃアないか」
はゝ安兵衛やすべゑ同胞けうだいなれば此處こゝ引取ひきとられて、これも二ねんのちはやりかぜにはかにおもりてせたれば、のち安兵衞やすべゑ夫婦ふうふおやとして、十八の今日けふまでおんはいふにおよばず
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)