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安兵衞
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やすべえ
ふりがな文庫
“
安兵衞
(
やすべえ
)” の例文
新字:
安兵衛
大伴の表へは水を打って掃除も届き、奥には稽古を仕舞って大伴蟠龍軒兄弟が
酒宴
(
さかもり
)
をしている。
姑
(
しばら
)
くして「玄関に
取次
(
とりつぎ
)
があるよ、
安兵衞
(
やすべえ
)
」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
若「払われたら目出度いではないか、
宅
(
うち
)
の
安兵衞
(
やすべえ
)
が去年の暮に払われないとって心配をしてえたが、まだ松もとれないのに払われたら結構じゃアないか」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私
(
わたくし
)
には兄弟も親類もございませんゆえ、
誰
(
たれ
)
あって育てる者もないところから、
店受
(
たなうけ
)
の
安兵衞
(
やすべえ
)
さんに引取られ、
四歳
(
よッつ
)
の時から養育を受けまして、只今では叔父分となり
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
しても気心の知れない者に
気兼
(
きがね
)
をするのも
厭
(
いや
)
だし、五人組の
安兵衞
(
やすべえ
)
さんなどは、無い子では泣きを見ないから
寧
(
いっ
)
そ子の無い方が
宜
(
い
)
いと云う側から子が出来て、今度ので十二人だてえます
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
去
(
さん
)
ぬる六月十五日の夜同所北割下水大伴蟠龍軒の屋敷へ忍び込み、同人舎弟なる蟠作並びに門弟
安兵衞
(
やすべえ
)
、友之助妻
村
(
むら
)
、同人母
崎
(
さき
)
を
殺害
(
せつがい
)
いたし、
今日
(
こんにち
)
まで隠れ居りしところ、友之助が引廻しの節
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
衞
部首:⾏
16画
“安兵”で始まる語句
安兵衛