“店受”の読み方と例文
読み方割合
たなうけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孝「へい、ちっとも存じませんが、わたくしの十一歳の時に始めて店受たなうけの叔父から母親おふくろの事や親父の事も聞きました」
私し店受人致し候以前より別段べつだん入懇じゆこんに付店受たなうけ人に相成候所右不慮ふりよ出來しゆつたい仕つり餘儀よぎく其儘受人のよしみにて引取世話つかまつまかり在候八箇年以前御檢使ごけんしの場は存じ申さず候へ共其後右道十郎お召捕めしとりに相成御調しらべの度毎に私し儀も召出され委細心得罷り在候御調べ筋は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
孝「へいあれは本当の叔父ではございません、親父おやじ店受たなうけで、ちょっと間に合わせの叔父でございます」