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やすべゑ
ふりがな文庫
“やすべゑ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
安兵衛
66.7%
安兵衞
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安兵衛
(逆引き)
私の小い頃に始終家に出入りして居た車夫は、
友吉
(
ともきち
)
と
安兵衛
(
やすべゑ
)
の二人でした。安兵衛は狸の安兵衛と云はれて居ました。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
母
(
はゝ
)
は
安兵衛
(
やすべゑ
)
が
同胞
(
けうだい
)
なれば
此處
(
こゝ
)
に
引取
(
ひきと
)
られて、これも二
年
(
ねん
)
の
後
(
のち
)
はやり
風
(
かぜ
)
俄
(
には
)
かに
重
(
おも
)
く
成
(
な
)
りて
亡
(
う
)
せたれば、
後
(
のち
)
は
安兵衞
(
やすべゑ
)
夫婦
(
ふうふ
)
を
親
(
おや
)
として、十八の
今日
(
けふ
)
まで
恩
(
おん
)
はいふに
及
(
およ
)
ばず
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
初音町
(
はつねてう
)
といへば
床
(
ゆか
)
しけれど、
世
(
よ
)
をうぐひすの
貧乏町
(
びんばうまち
)
ぞかし、
正直
(
しやうじき
)
安兵衛
(
やすべゑ
)
とて
神
(
かみ
)
は
此頭
(
このかうべ
)
に
宿
(
やど
)
り
給
(
たま
)
ふべき
大藥罐
(
おほやくわん
)
の
額
(
ひたい
)
ぎはぴかぴかとして、これを
目印
(
めじるし
)
に
田町
(
たまち
)
より
菊坂
(
きくざか
)
あたりへかけて
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
何
(
なに
)
お
峯
(
みね
)
が
來
(
き
)
たかと
安兵衛
(
やすべゑ
)
が
起上
(
おきあが
)
れば、
女房
(
つま
)
は
内職
(
ないしよく
)
の
仕立物
(
したてもの
)
に
餘念
(
よねん
)
なかりし
手
(
て
)
をやめて、まあ/\
是
(
こ
)
れは
珍
(
めづ
)
らしいと
手
(
て
)
を
取
(
と
)
らぬばかりに
喜
(
よろ
)
ばれ、
見
(
み
)
れば六
疊
(
でう
)
一
間
(
ま
)
に一
間
(
けん
)
の
戸棚
(
とだな
)
只
(
たゞ
)
一つ
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
やすべゑ(安兵衛)の例文をもっと
(2作品)
見る
安兵衞
(逆引き)
母
(
はゝ
)
は
安兵衛
(
やすべゑ
)
が
同胞
(
けうだい
)
なれば
此處
(
こゝ
)
に
引取
(
ひきと
)
られて、これも二
年
(
ねん
)
の
後
(
のち
)
はやり
風
(
かぜ
)
俄
(
には
)
かに
重
(
おも
)
く
成
(
な
)
りて
亡
(
う
)
せたれば、
後
(
のち
)
は
安兵衞
(
やすべゑ
)
夫婦
(
ふうふ
)
を
親
(
おや
)
として、十八の
今日
(
けふ
)
まで
恩
(
おん
)
はいふに
及
(
およ
)
ばず
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
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