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同胞
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きようだい
ふりがな文庫
“
同胞
(
きようだい
)” の例文
檀家の中にも世話好きの名ある坂本の油屋が隠居さま
仲人
(
なかうど
)
といふも異な物なれど進めたてて表向きのものにしける、信如もこの人の腹より生れて
男女
(
なんによ
)
二人の
同胞
(
きようだい
)
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「君なんかそうだろうな。おれみたいな風来坊で、親も
同胞
(
きようだい
)
もない人間には、その味はわからんよ。なつかしき我が家なんて、子供の頃の記憶のなかにあるだけさ」
光は影を
(新字新仮名)
/
岸田国士
(著)
『婆さんの理窟で行くと、兄が死ねば弟も死なゝけれアならなくなる。俺の姉は去年死んだけれども俺は恁して生きてゐる。然うだ。
過日
(
こなひだ
)
死んだ
馬喰
(
ばくらふ
)
さんは、婆さんの
同胞
(
きようだい
)
だつていふぢやないか?』
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
親
同胞
(
きようだい
)
なんて、せいぜいそんなもんさ。それができなきゃ、なんになるもんか……
光は影を
(新字新仮名)
/
岸田国士
(著)
同
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
胞
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
“同胞”で始まる語句
同胞達
同胞教会
同胞相剋