“おなじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
同一55.6%
43.2%
同様1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに、同一おなじ家柄の郷士に、五味左衛門という者があり、忠右衛門と不和であった。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その投書と遺書がおなじ一人ひとりによって同一の時に書かれたことを発見するということも、今は疑うべくもない、予定の計画だったのだ。
闘争 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
獣を殺しますに、兄弟の、身代りの見境みさかいがあるかいの。うおも虫も同様おなじでの。親があるやら、一粒種やら、可愛いの、いとしいの、分隔てをめされますかの。
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)