“木戸銭”のいろいろな読み方と例文
旧字:木戸錢
読み方割合
きどせん85.7%
あがり14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大入おほいり評判ひやうばんだ四はんだ五ばん傑作けつさくぢや大作たいさくぢや豊年ほうねんぢや万作まんさくぢやと口上こうじやう咽喉のどらし木戸銭きどせん半減はんまけにしてせる縁日えんにち見世物みせもの同様どうやう
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
マンは、木戸銭きどせんを払った。一人五銭。「虎ノ間」は、最下等の立見席だ。おりのように、張りめぐらされた木柵の外部から観るのである。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
口惜しいのはゆうべの木戸銭あがりをみんなフイにしたわたしの方だよ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)