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木戸銭
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きどせん
ふりがな文庫
“
木戸銭
(
きどせん
)” の例文
旧字:
木戸錢
大入
(
おほいり
)
だ
評判
(
ひやうばん
)
だ四
版
(
はん
)
だ五
版
(
ばん
)
だ
傑作
(
けつさく
)
ぢや
大作
(
たいさく
)
ぢや
豊年
(
ほうねん
)
ぢや
万作
(
まんさく
)
ぢやと
口上
(
こうじやう
)
に
咽喉
(
のど
)
を
枯
(
か
)
らし
木戸銭
(
きどせん
)
を
半減
(
はんまけ
)
にして
見
(
み
)
せる
縁日
(
えんにち
)
の
見世物
(
みせもの
)
同様
(
どうやう
)
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
マンは、
木戸銭
(
きどせん
)
を払った。一人五銭。「虎ノ間」は、最下等の立見席だ。
檻
(
おり
)
のように、張りめぐらされた木柵の外部から観るのである。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
木戸銭
(
きどせん
)
をだしていない
大道芸
(
だいどうげい
)
のせいでもあろうが、とかく人間は、かれの
成功
(
せいこう
)
よりもかれの
失敗
(
しっぱい
)
をよろこぶ
傾向
(
けいこう
)
をたぶんにもっている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この
小舎
(
こや
)
は
脊
(
せ
)
がいちばん
高
(
たか
)
くて、
看板
(
かんばん
)
がすてきにおもしろそうでありましたから、
彼
(
かれ
)
はついに
木戸銭
(
きどせん
)
を
払
(
はら
)
って、
奥
(
おく
)
の
方
(
ほう
)
に
入
(
はい
)
ってゆきました。
公園の花と毒蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
けれども猫とも虎ともつかない、何か怪しげな動物になれば、古来
野師
(
やし
)
の
儲
(
まう
)
けたのはかう云ふ動物恩恵である。我我は面白いと思はないものに一銭の
木戸銭
(
きどせん
)
をも
抛
(
なげう
)
つ筈はない。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
「筋だけ運んじゃ
木戸銭
(
きどせん
)
になりませんよ。四谷は遠い、ゆっくり聴いて下さいよ」
銭形平次捕物控:211 遠眼鏡の殿様
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
やはり
人々
(
ひとびと
)
にもまれながら
寺
(
てら
)
の
境内
(
けいだい
)
に
入
(
はい
)
ると、
片側
(
かたがわ
)
に
高
(
たか
)
い
軽業
(
かるわざ
)
の
小舎
(
こや
)
があって、
昨年
(
さくねん
)
見
(
み
)
たときのような
絵看板
(
えかんばん
)
が
懸
(
か
)
かっていました。
彼
(
かれ
)
は、
木戸銭
(
きどせん
)
を
払
(
はら
)
ってのぞきました。
公園の花と毒蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
銭
常用漢字
小6
部首:⾦
14画
“木戸”で始まる語句
木戸
木戸口
木戸番
木戸錢
木戸孝允
木戸内
木戸前
木戸際
木戸信之
木戸現象