“鼠木戸”の読み方と例文
読み方割合
ねずみきど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鼠木戸ねずみきどを二カ所につくって三方に桟敷をしつらえ、まンなかの空地へ鯨をころがしてこれを鯨幕で四方からかこい、いよいよ客がつまると一挙にぱッと幕を取りのけ
堀南の表通りからちょっとはいったころにあり、古いけれども鼠木戸ねずみきどなどを備え、畳敷きの平土間に、片花道があって、いかにも芝居小屋という感じのする建物であった。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)