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評判
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ひょうばん
ふりがな文庫
“
評判
(
ひょうばん
)” の例文
こんどは
京都
(
きょうと
)
の
羅生門
(
らしょうもん
)
に
毎晩
(
まいばん
)
鬼
(
おに
)
が出るといううわさが
立
(
た
)
ちました。なんでも
通
(
とお
)
りかかるものをつかまえては
食
(
た
)
べるという
評判
(
ひょうばん
)
でした。
羅生門
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
それで、そのヴァードステーナ
僧院
(
そういん
)
の
名声
(
めいせい
)
がおちてしまったら、いったい何がこの地方の
評判
(
ひょうばん
)
を高めることになるだろうかと
疑
(
うたが
)
った。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
されば、まだことの
虚実
(
きょじつ
)
は明確に申しあげられませぬが、東海道——ことに
徳川家
(
とくがわけ
)
の
家中
(
かちゅう
)
においてはもっぱら
評判
(
ひょうばん
)
いたしております。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この老人は
応対
(
おうたい
)
のうまいというのが
評判
(
ひょうばん
)
の人であったから、ふたりの
使
(
つか
)
いがこの人にむかっての
告
(
つ
)
げ
人
(
びと
)
の
口上
(
こうじょう
)
はすこぶる
大役
(
たいやく
)
であった。
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
こんなに
評判
(
ひょうばん
)
になったのも、
俺
(
おれ
)
が
幾年
(
いくねん
)
もの
間
(
あいだ
)
、こんなにさびしい
険
(
けわ
)
しいところに
我慢
(
がまん
)
をして
生長
(
せいちょう
)
したからのことだ。
俺
(
おれ
)
の
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
てくれい。
葉と幹
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
そうして
甲府
(
こうふ
)
の町へ小屋を
張
(
は
)
ったときには、「曲馬団のトッテンカン」という
評判
(
ひょうばん
)
だけで、見物人は毎日ぞくぞくとおしよせて来ました。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
名人
(
めいじん
)
とか
上手
(
じょうず
)
とか
評判
(
ひょうばん
)
されているだけに、
坊主
(
ぼうず
)
と
呼
(
よ
)
ぶ十七八の
弟子
(
でし
)
の
外
(
ほか
)
は、
猫
(
ねこ
)
の
子
(
こ
)
一
匹
(
ぴき
)
もいない、たった
二人
(
ふたり
)
の
暮
(
くら
)
しであった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
ところがその
都
(
みやこ
)
に、四、五人で
組
(
くみ
)
をなした
盗賊
(
とうぞく
)
がいまして、甚兵衛の人形の
評判
(
ひょうばん
)
をきき、それを
盗
(
ぬす
)
み取ろうとはかりました。
人形使い
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
「フウム、すると、ほんとうだね。それがみんなの
評判
(
ひょうばん
)
になってるんだが、きみは、いったい、ブルがこわかないのかい」
小指一本の大試合
(新字新仮名)
/
山中峯太郎
(著)
こう言う半三郎の復活の
評判
(
ひょうばん
)
になったのは勿論である。「
順天時報
(
じゅんてんじほう
)
」はそのために大きい彼の写真を出したり、三段抜きの記事を
掲
(
かか
)
げたりした。
馬の脚
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一つの
壁
(
かべ
)
がまだそのままで
見附
(
みつ
)
けられ、そこには三人の天童子が
描
(
えが
)
かれ、ことにその一人はまるで生きたようだとみんなが
評判
(
ひょうばん
)
しましたそうです。
雁の童子
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
どんな
話
(
はなし
)
をするのであろうか、
彼処
(
かしこ
)
へ
行
(
い
)
っても
処方書
(
しょほうがき
)
を
示
(
しめ
)
さぬでは
無
(
な
)
いかと、
彼方
(
あっち
)
でも、
此方
(
こっち
)
でも、
彼
(
かれ
)
が
近頃
(
ちかごろ
)
の
奇
(
き
)
なる
挙動
(
きょどう
)
の
評判
(
ひょうばん
)
で
持切
(
もちき
)
っている
始末
(
しまつ
)
。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
だんだん気が
荒
(
あら
)
くなって、
※
(
ねえ
)
さんのたぶさを
掴
(
つか
)
んで打った、とかで、
田地
(
でんじ
)
は取上げ、という
評判
(
ひょうばん
)
でね、風の便りに聞くと、その養子は気が違ってしまったそうだよ。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それは役場の庶務課長の土井という老人であった、この老人は非常に好人物という
評判
(
ひょうばん
)
も高いが、非常によくばりだという評判も高い、つまり好人物であってよくばりなのである。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
村の人にしても同じだった。だれがどうというのではなく、
不当
(
ふとう
)
につらくあたっていたことを、ひそかに
悔
(
く
)
いているようだった。なぜなら、小石先生の
評判
(
ひょうばん
)
がきゅうによくなったのだ。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
後任
(
こうにん
)
のブライン氏は前任者に
引換
(
ひきか
)
え
甚
(
はなは
)
だ
不親切
(
ふしんせつ
)
の人なりとて
評判
(
ひょうばん
)
宜
(
よろ
)
しからず。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
でもカピは
評判
(
ひょうばん
)
がよかった。かれはいく度もアンコールを受けた。カピのおかげで
興行
(
こうぎょう
)
が
割
(
わ
)
れるようなかっさいで終わった。かれらは両手をたたいたばかりでなく、
足拍子
(
あしびょうし
)
をふみ鳴らした。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
みんな
旧藩
(
きゅうはん
)
関係だからご
家来
(
けらい
)
だ。ご家来でなければ先生になれない。その
中
(
うち
)
安斉
(
あんざい
)
さんという老人が指導主事として
采配
(
さいはい
)
をふるっている。この先生はご
家中
(
かちゅう
)
随
(
ずい
)
一の漢学者で、
評判
(
ひょうばん
)
のやかまし屋だ。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
何ともはや、お盛んなことで——いえね、大した
評判
(
ひょうばん
)
でございますぜ。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
さあ、さあ、
大評判
(
おおひょうばん
)
の
文福
(
ぶんぶく
)
茶
(
ちゃ
)
がまに
毛
(
け
)
が
生
(
は
)
えて、
手足
(
てあし
)
が
生
(
は
)
えて、
綱渡
(
つなわた
)
りの
軽
(
かる
)
わざから、
浮
(
う
)
かれ
踊
(
おど
)
りのふしぎな
芸当
(
げいとう
)
、
評判
(
ひょうばん
)
じゃ、
評判
(
ひょうばん
)
じゃ。
文福茶がま
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
ところが
花前
(
はなまえ
)
の
評判
(
ひょうばん
)
は、
若衆
(
わかしゅう
)
のほうからも
台所
(
だいどころ
)
のほうからもさかんにおこった。花前は、いままでに一
度
(
ど
)
もふたりの
朋輩
(
ほうばい
)
と口をきかない。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
いつしか、
西
(
にし
)
の
都
(
みやこ
)
で、
人気
(
にんき
)
を
呼
(
よ
)
んでいる
甲
(
こう
)
の
耳
(
みみ
)
に、
東
(
ひがし
)
の
都
(
みやこ
)
で、やはり、たいへんな
人気
(
にんき
)
を
呼
(
よ
)
んでいる
乙
(
おつ
)
の
評判
(
ひょうばん
)
がはいりました。
二人の軽業師
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そりゃァもう
仙蔵
(
せんぞう
)
のいう
通
(
とお
)
り
真正
(
しんしょう
)
間違
(
まちげ
)
えなしの、
生
(
い
)
きたおせんちゃんを
江戸
(
えど
)
の
町中
(
まちなか
)
で
見
(
み
)
たとなりゃァ、また
評判
(
ひょうばん
)
は
格別
(
かくべつ
)
だ。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
ガンと一つ顔でもなぐられたら、
頬
(
ほお
)
が五
日
(
か
)
もいたんで、一きれのパンも、かめなくなる。スープばかり
吸
(
す
)
っていなければならない、という
評判
(
ひょうばん
)
なのだ。
小指一本の大試合
(新字新仮名)
/
山中峯太郎
(著)
あんたは自由な野の鳥でありながら、人間どもに
評判
(
ひょうばん
)
がよくて、
鉄砲
(
てっぽう
)
で打たれたり、
巣
(
す
)
から卵をぬすまれたりするような心配はちっともないんですからね。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
そんな
評判
(
ひょうばん
)
が立ちましたら
私
(
わたくし
)
どもの店は立ち行きません。まぁよく考えてからものをおっしゃって下さい。
神様の布団
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
「君は近頃魔術を使うという
評判
(
ひょうばん
)
だが、どうだい。今夜は一つ僕たちの前で使って見せてくれないか。」
魔術
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
さあそれが
評判
(
ひょうばん
)
になりまして、「甚兵衛の人形は
生人形
(
いきにんぎょう
)
」といいはやされ、町の人たちはもちろんのこと、
遠
(
とお
)
くの人まで、甚兵衛の人形
小屋
(
ごや
)
へ
見物
(
けんぶつ
)
に
参
(
まい
)
りました。
人形使い
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
「だが待てよ……
御岳
(
みたけ
)
の
大講会
(
だいこうえ
)
ともうすと、なにさま天下の
評判
(
ひょうばん
)
ごと、秀吉の
家来
(
けらい
)
がまけてもこまるな」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
で、
町
(
まち
)
では
病院
(
びょういん
)
のこんな
有様
(
ありさま
)
を
知
(
し
)
らぬのでは
無
(
な
)
く、一
層
(
そう
)
棒大
(
ぼうだい
)
にして
乱次
(
だらし
)
の
無
(
な
)
いことを
評判
(
ひょうばん
)
していたが、これに
対
(
たい
)
しては
人々
(
ひとびと
)
は
至
(
いた
)
って
冷淡
(
れいたん
)
なもので、
寧
(
むし
)
ろ
病院
(
びょういん
)
の
弁護
(
べんご
)
をしていた
位
(
くらい
)
。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
浅田が
大医
(
たいい
)
の名を
博
(
はく
)
して
大
(
おおい
)
に流行したるはこの
評判
(
ひょうばん
)
高かりしが
為
(
ため
)
なりという。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
もう歌うたいの中でいちばんえらい者でいることができなくなると、かれは自分の
偉大
(
いだい
)
な名声に
相応
(
そうおう
)
しない下等な劇場に出て、歌を歌って、だんだん
評判
(
ひょうばん
)
をうすくすることをしませんでした。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「町ではもっぱら
評判
(
ひょうばん
)
だよ」
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
世間
(
せけん
)
には、この
町
(
まち
)
の
有名
(
ゆうめい
)
な
陶器店
(
とうきてん
)
が、
今度
(
こんど
)
、
殿
(
との
)
さまのお
茶
(
ちゃ
)
わんを、
念
(
ねん
)
に
念
(
ねん
)
を
入
(
い
)
れて
造
(
つく
)
ったという
評判
(
ひょうばん
)
が
起
(
お
)
こったのであります。
殿さまの茶わん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なるほど
評判
(
ひょうばん
)
の
通
(
とお
)
り、
頼政
(
よりまさ
)
は
武芸
(
ぶげい
)
の
達人
(
たつじん
)
であるばかりでなく、
和歌
(
わか
)
の
道
(
みち
)
にも
達
(
たっ
)
している、りっぱな
武士
(
ぶし
)
だと、
天子
(
てんし
)
さまはますます
感心
(
かんしん
)
あそばしました。
鵺
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
お政が
心底
(
しんそこ
)
をしんに
解
(
かい
)
した人は、お政の父ひとりくらいであったろうけれど、それでもだれいうとなく、お政さんはかしこい女だという
評判
(
ひょうばん
)
が立った。
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
「そうともそうとも、
酒手
(
さかて
)
と
聞
(
き
)
きいていうんじゃねえが、
太夫
(
たゆう
)
はでえいち、
品
(
ひん
)
があるッて
評判
(
ひょうばん
)
だて。
江戸役者
(
えどやくしゃ
)
にゃ、
情
(
なさけ
)
ねえことに、
品
(
ひん
)
がねえからのう」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
ネズミというものは、いったいに、ほかの動物たちのあいだでも、あまり
評判
(
ひょうばん
)
のいいものではありません。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「む、山崎の
合戦
(
かっせん
)
このかた、そちの
幕下
(
ばっか
)
となった
評判
(
ひょうばん
)
の才蔵か、おお、あれならよろしかろう」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この宿屋を開いた
最初
(
さいしょ
)
のお客は、一人の
行商人
(
ぎょうしょうにん
)
でした。主人は、このお客を、それはそれは親切にもてなしました。主人は何よりも大事な店の
評判
(
ひょうばん
)
をよくしたかったからです。
神様の布団
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
すると、甚兵衛の
評判
(
ひょうばん
)
はもうその
都
(
みやこ
)
にも
伝
(
つた
)
わっていますので、
見物人
(
けんぶつにん
)
が朝からつめかけて、たいへんな
繁昌
(
はんじょう
)
です。甚兵衛は
得意
(
とくい
)
になって、毎日ひょっとこの人形を
踊
(
おど
)
らせました。
人形使い
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
いきなり、
拳闘試合
(
けんとうじあい
)
をぼくに申し込んできた。どうもしかたがない。「よろしい。やろう!」とぼくもすぐに返事した。すると、この試合の
評判
(
ひょうばん
)
が、大学じゅうにひろがってしまった。
小指一本の大試合
(新字新仮名)
/
山中峯太郎
(著)
半三郎の
失踪
(
しっそう
)
も彼の復活と同じように
評判
(
ひょうばん
)
になったのは勿論である。しかし常子、マネエジャア、同僚、山井博士、「順天時報」の主筆等はいずれも彼の失踪を
発狂
(
はっきょう
)
のためと解釈した。
馬の脚
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
しかるに
近頃
(
ちかごろ
)
に
至
(
いた
)
って
不思議
(
ふしぎ
)
な
評判
(
ひょうばん
)
が
院内
(
いんない
)
に
伝
(
つた
)
わった。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
このちょうの
美
(
うつく
)
しいのは、ひとり、みつばちの
目
(
め
)
にそう
見
(
み
)
えたばかりでなく、
同
(
おな
)
じちょうの
仲間
(
なかま
)
でも
評判
(
ひょうばん
)
になっていました。
ちょうと怒濤
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
すると、このごろは
毎晩
(
まいばん
)
五条
(
ごじょう
)
の
橋
(
はし
)
に
大坊主
(
おおぼうず
)
が出て、人の
刀
(
かたな
)
をとるという
評判
(
ひょうばん
)
がぱっと
高
(
たか
)
くなりました。
牛若と弁慶
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
快活
(
かいかつ
)
で
情愛
(
じょうあい
)
があって、すこしも
官吏
(
かんり
)
ふうをせぬところから、
場中
(
じょうちゅう
)
の
気受
(
きう
)
けも
近郷
(
きんごう
)
の
評判
(
ひょうばん
)
もすこぶるよろしかった。
近郷
(
きんごう
)
の
農民
(
のうみん
)
はひいきの
欲目
(
よくめ
)
から、糟谷は遠からずきっと
場長
(
じょうちょう
)
になると信じておった。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
「近頃はあなたの
剛力
(
ごうりき
)
が、
大分
(
だいぶ
)
評判
(
ひょうばん
)
のようじゃありませんか。」
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
神
(
かみ
)
さまの
評判
(
ひょうばん
)
は、このように
高
(
たか
)
くなりましたけれど、だれも、ろうそくに一
心
(
しん
)
をこめて
絵
(
え
)
を
描
(
か
)
いている
娘
(
むすめ
)
のことを、
思
(
おも
)
うものはなかったのです。
赤いろうそくと人魚
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
お
前
(
まえ
)
の
娘
(
むすめ
)
は
大
(
たい
)
そう
美
(
うつく
)
しい
織物
(
おりもの
)
を
織
(
お
)
るという
評判
(
ひょうばん
)
だ。お
城
(
しろ
)
の
殿
(
との
)
さまと
奥方
(
おくがた
)
が、お
前
(
まえ
)
の
娘
(
むすめ
)
の
機
(
はた
)
を
織
(
お
)
るところが
見
(
み
)
たいという
仰
(
おお
)
せだから、このかごに
乗
(
の
)
って
来
(
き
)
てもらいたい。
瓜子姫子
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
評
常用漢字
小5
部首:⾔
12画
判
常用漢字
小5
部首:⼑
7画
“評判”で始まる語句
評判娘
評判男
評判者
評判記