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旧藩
ふりがな文庫
“旧藩”の読み方と例文
旧字:
舊藩
読み方
割合
きゅうはん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゅうはん
(逆引き)
安斉
(
あんざい
)
先生は
旧藩
(
きゅうはん
)
時代の
面影
(
おもかげ
)
を顔のあばたに伝えている。まばらなひげが白い。その昔剣道できたえたと見えて、目がすこし
薮
(
やぶ
)
の
傾向
(
けいこう
)
をおびている。にらみがきく。ナカナカこわい。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
余は幼きころより
厳
(
きび
)
しき庭の
訓
(
おし
)
えを受けし
甲斐
(
かい
)
に、父をば早く
喪
(
うしな
)
いつれど、学問の
荒
(
すさ
)
み衰うることなく、
旧藩
(
きゅうはん
)
の学館にありし日も、東京に出でて
予備黌
(
よびこう
)
に通いしときも、大学法学部に
入
(
い
)
りし後も
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
みんな
旧藩
(
きゅうはん
)
関係だからご
家来
(
けらい
)
だ。ご家来でなければ先生になれない。その
中
(
うち
)
安斉
(
あんざい
)
さんという老人が指導主事として
采配
(
さいはい
)
をふるっている。この先生はご
家中
(
かちゅう
)
随
(
ずい
)
一の漢学者で、
評判
(
ひょうばん
)
のやかまし屋だ。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
旧藩(きゅうはん)の例文をもっと
(3作品)
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“旧藩”の意味
《名詞》
浪人が以前仕官していた藩。
明治維新以後、江戸時代の藩(一万石以上を有する大名領)をさす語。
(出典:Wiktionary)
旧
常用漢字
小5
部首:⽇
5画
藩
常用漢字
中学
部首:⾋
18画
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