“場長”の読み方と例文
読み方割合
じょうちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
場長じょうちょう同僚どうりょうと話をしているのに、声がひくくてよく聞きとれないと、胸騒むなさわぎがする。そのかんにも昨夜さくや考えたことをきれぎれに思いださずにはいられない。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
事務所へはいってみると、場長じょうちょうはじめ同僚どうりょうまでに一しゅの目で自分は見られるような気がする。いつもは
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
糟谷かすやが自分の周囲しゅうい寂寥せきりょうに心づいたときはもはやおそかった。糟谷ははるかに時代の推移すいいからのこされておった。場長じょうちょう位置いちのぞむなどじつに思いもよらぬことと思われてきた。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)