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酒手
ふりがな文庫
“酒手”の読み方と例文
読み方
割合
さかて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さかて
(逆引き)
事件は妙に急迫感を帯びて来たので、寸刻の遅れも許されず、
町駕籠
(
まちかご
)
を拾って精一杯の
酒手
(
さかて
)
をやったのは平次にしては珍しい
奢
(
おご
)
りです。
銭形平次捕物控:239 群盗
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
大
(
おお
)
きく
頷
(
うなず
)
いた
伝吉
(
でんきち
)
は、
折
(
おり
)
から
通
(
とお
)
り
合
(
あわ
)
せた
辻駕籠
(
つじかご
)
を
呼
(
よ
)
び
止
(
と
)
めて、
笠森稲荷
(
かさもりいなり
)
の
境内
(
けいだい
)
までだと、
酒手
(
さかて
)
をはずんで
乗
(
の
)
り
込
(
こ
)
んだ。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
少女は伸びあがりて、「御者、
酒手
(
さかて
)
は取らすべし。
疾
(
と
)
く
駆
(
か
)
れ。
一策
(
ひとむち
)
加へよ、今一策。」と叫びて、
右手
(
めて
)
に巨勢が
頸
(
うなじ
)
を
抱
(
いだ
)
き、
己
(
おの
)
れは
項
(
うなじ
)
をそらせて
仰視
(
あおぎみ
)
たり。
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
酒手(さかて)の例文をもっと
(23作品)
見る
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
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酒
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邦枝完二
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作者不詳
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三遊亭円朝