“仰視”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あおぎみ33.3%
ぎょうし33.3%
みあげ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少女は伸びあがりて、「御者、酒手さかては取らすべし。れ。一策ひとむち加へよ、今一策。」と叫びて、右手めてに巨勢がうなじいだき、おのれはうなじをそらせて仰視あおぎみたり。
うたかたの記 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ひたすらに学問の尊さを味わおうとした敬虔けいけんな心によるのであったことを考えてゆきますと、今さらにその高い人格を仰視ぎょうししなくてはならないのでありましょう。
マイケル・ファラデイ (新字新仮名) / 石原純(著)
はなしてるかれえずそら仰視みあげるので、あいちやんは眞個ほんとう無作法ぶさはふものもあればあるものだとおもひました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)