“みあげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
見上83.3%
仰視8.3%
瞻上8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しろにはとりはおしなあしもとへちよろ/\とけてなにさうにけろつと見上みあげた。おしな平常いつものやうににはとりなどかまつてはられなかつた。おしな戸口とぐち天秤てんびんおろして突然いきなり
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
はなしてるかれえずそら仰視みあげるので、あいちやんは眞個ほんとう無作法ぶさはふものもあればあるものだとおもひました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
急に現金に莞爾々々にこにことなって、急いで庭へ降りる所を、ポチがすかさず泥足で飛付く。細い人参程の赤ちゃけた尻尾を懸命にり立って、嬉しそうにかお瞻上みあげる。視下す。目と目とぴったりと合う。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)