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みあぐ
ふりがな文庫
“みあぐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
見上
62.5%
瞰上
12.5%
瞻
12.5%
見挙
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見上
(逆引き)
葡萄の棚より露重げに垂れ下る葡萄を
見上
(
みあぐ
)
れば
小暗
(
おぐら
)
き葉越しの光にその
総
(
ふさ
)
の一粒一粒は
切子硝子
(
きりこガラス
)
の
珠
(
たま
)
にも似たるを、秋風のややともすればゆらゆらとゆり動すさま
葡萄棚
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
みあぐ(見上)の例文をもっと
(5作品)
見る
瞰上
(逆引き)
この寒いのに彼は全身に汗を覚えた。岩の蔭から
瞰上
(
みあぐ
)
れば、日は
已
(
すで
)
に高く昇ったらしい。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
瞰上
(
みあぐ
)
れば我が頭の上には、高さ幾丈の絶壁が
峭立
(
きった
)
っていて、そこは
彼
(
か
)
の虎ヶ窟なることを思い
当
(
あた
)
った。若い男と女とが社会の
煩
(
うる
)
さい圧迫を
脱
(
のが
)
れて、自由なる恋を
楽
(
たのし
)
んだ
故蹟
(
こせき
)
である。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
みあぐ(瞰上)の例文をもっと
(1作品)
見る
瞻
(逆引き)
舳櫓
(
ともろ
)
を押せる
船子
(
ふなこ
)
は
慌
(
あわ
)
てず、
躁
(
さわ
)
がず、
舞上
(
まいあ
)
げ、
舞下
(
まいさぐ
)
る
浪
(
なみ
)
の呼吸を
量
(
はか
)
りて、浮きつ沈みつ、秘術を尽して
漕
(
こ
)
ぎたりしが、また
一時
(
ひときり
)
暴増
(
あれまさ
)
る風の下に、
瞻
(
みあぐ
)
るばかりの
高浪
(
たかなみ
)
立ちて
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
みあぐ(瞻)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
見挙
(逆引き)
卒
(
にはか
)
に
踵
(
きびす
)
を
回
(
かへ
)
して急げば、
行路
(
ゆくて
)
の雲間に
塞
(
ふさが
)
りて、
咄々
(
とつとつ
)
、
何等
(
なんら
)
の物か、と
先
(
まづ
)
驚
(
おどろ
)
かさるる
異形
(
いぎよう
)
の
屏風巌
(
びようぶいは
)
、地を抜く何百
丈
(
じよう
)
と
見挙
(
みあぐ
)
る絶頂には、はらはら松も
危
(
あやふ
)
く
立竦
(
たちすく
)
み、
幹竹割
(
からたけわり
)
に
割放
(
さきはな
)
したる断面は
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
みあぐ(見挙)の例文をもっと
(1作品)
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