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咄々
ふりがな文庫
“咄々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とつとつ
84.6%
とつ/\
11.5%
とうとつ
3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とつとつ
(逆引き)
飛び退って、槍を下段に構え直して、ヤ、ヤヤ、と言って、口から
咄々
(
とつとつ
)
と火を吐くような息を吐いて、もう一寸も進みませんでした。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
咄々(とつとつ)の例文をもっと
(22作品)
見る
とつ/\
(逆引き)
彼は人類を軟骨動物と
思做
(
おもひな
)
し、全く誠信なく、全く忠誠なく、心宮中に横威を奮ふ一種の怪魔が自由に人類を支配しつゝありて、
咄々
(
とつ/\
)
、奇怪至極の此社界かなと観念し来りて
「油地獄」を読む:(〔斎藤〕緑雨著)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
咄々(とつ/\)の例文をもっと
(3作品)
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とうとつ
(逆引き)
饅頭虎が、
咄々
(
とうとつ
)
と
嗄
(
しゃが
)
れ声で物を言うのに対して、指無しの権は、ねっちりした、しかし、突き刺すような皮肉な言葉をつかった。父は、はじめのうちは、默って二人の口論を聴いていた。
次郎物語:01 第一部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
咄々(とうとつ)の例文をもっと
(1作品)
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咄
漢検1級
部首:⼝
8画
々
3画
“咄”で始まる語句
咄嗟
咄
咄嵯
咄喊
咄合
咄堂
咄〻
咄吃
咄咄
咄家
“咄々”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
ミハイル・ペトローヴィチ・アルチバシェッフ
火野葦平
尾崎紅葉
下村湖人
木下尚江
徳冨蘆花
二葉亭四迷
吉川英治
桑原隲蔵