“とつ/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
咄々75.0%
訥々25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見習士官の詞と、薄暗いランプの光と、自分の思量と、いやにがらんとした部屋とから、陰気なやうな、咄々とつ/\人に迫るやうな、前兆らしい心持が心の底にきざして来た。併し強ひて答へた。
そつ訥々とつ/\とした口調で、何うにか呑み込ませたのは、今日の晝頃から起つた、笛の春日藤左衞門一家に起つた出來事の顛末てんまつです。