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とつとつ
ふりがな文庫
“とつとつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
咄々
40.7%
訥々
35.2%
吶々
16.7%
吃々
1.9%
咄〻
1.9%
咄咄
1.9%
突兀
1.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
咄々
(逆引き)
その
算
(
かぞ
)
へざりし奇遇と
夢
(
ゆめみ
)
ざりし
差別
(
しやべつ
)
とは、
咄々
(
とつとつ
)
、相携へて二人の
身上
(
しんじよう
)
に
逼
(
せま
)
れるなり。
女気
(
をんなぎ
)
の
脆
(
もろ
)
き涙ははや宮の目に
湿
(
うるほ
)
ひぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
とつとつ(咄々)の例文をもっと
(22作品)
見る
訥々
(逆引き)
その
訥々
(
とつとつ
)
とした口調で、どうにか呑み込ませたのは、今日の昼頃から起った、笛の春日藤左衛門一家に起った出来事の
顛末
(
てんまつ
)
です。
銭形平次捕物控:090 禁制の賦
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
とつとつ(訥々)の例文をもっと
(19作品)
見る
吶々
(逆引き)
吶々
(
とつとつ
)
として、しかも沈着に、純真に、
縷々
(
るる
)
この意味の数千言を語ったのが、
轟々
(
ごうごう
)
たる汽車の
中
(
うち
)
に、あたかも雷鳴を
凌
(
しの
)
ぐ、深刻なる独白のごとく私たちの耳に響いた。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
とつとつ(吶々)の例文をもっと
(9作品)
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▼ すべて表示
吃々
(逆引き)
偏執果断の大主大膳亮、
吃々
(
とつとつ
)
としてこういっただけである。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
とつとつ(吃々)の例文をもっと
(1作品)
見る
咄〻
(逆引き)
訳も分らぬくせに金銭ずくで貴い物を得ようとする
耳食者流
(
じしょくしゃりゅう
)
の目をまわさせていたもので、その製作は
款紋色沢
(
かんもんしきたく
)
、すべて
咄〻
(
とつとつ
)
として真に
逼
(
せま
)
ったものであったのである。
骨董
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
とつとつ(咄〻)の例文をもっと
(1作品)
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咄咄
(逆引き)
然レドモ人ト
為
(
な
)
リ気ヲ
尚
(
とうと
)
ビ、
厳峻
(
げんしゅん
)
ヲ以テ自ラ
厲
(
はげま
)
ス。
頗
(
すこぶ
)
ル
偏窄
(
へんさく
)
ニシテ少シク意ニ愜カザルヤ
輙
(
すなわ
)
チ
咄咄
(
とつとつ
)
トシテ
慢罵
(
まんば
)
ス。多ク人ノ
悪
(
にく
)
ム所トナル。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
とつとつ(咄咄)の例文をもっと
(1作品)
見る
突兀
(逆引き)
四面の
峻岳
(
しゆんがく
)
皆頭を
露
(
あら
)
はし、昨来
渉
(
わた
)
り
来
(
きた
)
れる利根の水流は
蜿蜒
(
えん/\
)
として幽谷間に白練を
布
(
し
)
けり、白練の尽くる所は乃ち大利根岳となり
突兀
(
とつとつ
)
天に
朝
(
てう
)
す、其壮絶
殆
(
ほとん
)
ど言語に
尽
(
つく
)
すべからず
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
とつとつ(突兀)の例文をもっと
(1作品)
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