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とつこつ
ふりがな文庫
“とつこつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
突兀
91.7%
猶突兀
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
突兀
(逆引き)
能方
(
のうかた
)
川を渡り岩はな堤を経て小竹堤を行く。望ところ連山
垣墻
(
ゑんしやう
)
のごとく東南に
突兀
(
とつこつ
)
たる山あり。
香春山
(
かはらやま
)
といふ。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
彼はすでに
突兀
(
とつこつ
)
たる巌石を肩に支えながら、みずらの髪を
額
(
ひたい
)
に乱して、あたかも
大地
(
だいち
)
を
裂
(
さ
)
いて出た
土雷
(
つちいかずち
)
の神のごとく、河原に
横
(
よこた
)
わる乱石の中に雄々しくも立ち上っていた。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
とつこつ(突兀)の例文をもっと
(11作品)
見る
猶突兀
(逆引き)
我目前には
猶突兀
(
とつこつ
)
たる山骨の立てるあり。物寂しく獨り聳えたる塔の
尖
(
さき
)
に水鳥の
群立
(
むらた
)
ち來らんを
候
(
うかゞ
)
ひて網を張りたるあり。脚底の波打際を見おろせばサレルノの
市
(
まち
)
の人家
碁子
(
きし
)
の如く
列
(
つらな
)
れり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
とつこつ(猶突兀)の例文をもっと
(1作品)
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