“土雷”の読み方と例文
読み方割合
つちいかずち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はすでに突兀とつこつたる巌石を肩に支えながら、みずらの髪をひたいに乱して、あたかも大地だいちいて出た土雷つちいかずちの神のごとく、河原によこたわる乱石の中に雄々しくも立ち上っていた。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)