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思做
ふりがな文庫
“思做”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おもひな
33.3%
おもひなし
33.3%
おもいな
22.2%
おもいなし
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもひな
(逆引き)
一度
(
ひとたび
)
は絶えし恋ながら、なほ
冥々
(
めいめい
)
に行末望あるが如く、さるは、彼が昔のままの
容
(
かたち
)
なるを、今もその
独
(
ひとり
)
を守りて、時の到るを待つらんやうに
思做
(
おもひな
)
さるるなりけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
思做(おもひな)の例文をもっと
(3作品)
見る
おもひなし
(逆引き)
混雑する旅人の群に
紛
(
まぎ
)
れて、
先方
(
さき
)
の二人も亦た時々盗むやうに
是方
(
こちら
)
の様子を注意するらしい——まあ、
思做
(
おもひなし
)
の
故
(
せゐ
)
かして、すくなくとも丑松には
左様
(
さう
)
酌
(
と
)
れたのである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
思做(おもひなし)の例文をもっと
(3作品)
見る
おもいな
(逆引き)
仕方がないから、聞える儘に其音に聴入っていると、
思做
(
おもいな
)
しで
種々
(
いろいろ
)
に聞える。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
思做(おもいな)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
おもいなし
(逆引き)
益々顔を皺めながら文三が続いて起上ろうとして、叔母に呼留められて又
坐直
(
すわりなお
)
して、不思議そうに
恐々
(
おそるおそる
)
叔母の顔色を
窺
(
うかが
)
ッて見てウンザリした。
思做
(
おもいなし
)
かして叔母の顔は
尖
(
とが
)
ッている。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
思做(おもいなし)の例文をもっと
(1作品)
見る
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
做
漢検1級
部首:⼈
11画
“思”で始まる語句
思
思召
思出
思案
思惑
思惟
思慮
思想
思切
思遣
“思做”のふりがなが多い著者
レミ・ドゥ・グルモン
尾崎紅葉
二葉亭四迷
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
北村透谷
島崎藤村
森鴎外
泉鏡花