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思做
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おもひな
ふりがな文庫
“
思做
(
おもひな
)” の例文
一度
(
ひとたび
)
は絶えし恋ながら、なほ
冥々
(
めいめい
)
に行末望あるが如く、さるは、彼が昔のままの
容
(
かたち
)
なるを、今もその
独
(
ひとり
)
を守りて、時の到るを待つらんやうに
思做
(
おもひな
)
さるるなりけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
彼は人類を軟骨動物と
思做
(
おもひな
)
し、全く誠信なく、全く忠誠なく、心宮中に横威を奮ふ一種の怪魔が自由に人類を支配しつゝありて、
咄々
(
とつ/\
)
、奇怪至極の此社界かなと観念し来りて
「油地獄」を読む:(〔斎藤〕緑雨著)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
必竟
(
ひつきやう
)
人々の
思做
(
おもひな
)
し次第にて、苦とも樂とも見らるゝが自然の本相なり。此故に造化の作用を解釋するに、彼宿命教の旨を以てするも解し得べく、又
耶蘇教
(
やそけう
)
の旨を以てするも解し得べし。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
做
漢検1級
部首:⼈
11画
“思”で始まる語句
思
思召
思出
思案
思惑
思惟
思慮
思想
思切
思遣