“おもひな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
思做75.0%
思傲25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
必竟ひつきやう人々の思做おもひなし次第にて、苦とも樂とも見らるゝが自然の本相なり。此故に造化の作用を解釋するに、彼宿命教の旨を以てするも解し得べく、又耶蘇教やそけうの旨を以てするも解し得べし。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
逍遙子戲曲の文を以て讀者の思傲おもひなし次第にていかやうにも見ゆるものとなしてこれを尊めば、ゾラは小説の文を以て利害を問ふべからざる事實となしてこれをかばふ。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)