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おもひなし
ふりがな文庫
“おもひなし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
思做
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思做
(逆引き)
混雑する旅人の群に
紛
(
まぎ
)
れて、
先方
(
さき
)
の二人も亦た時々盗むやうに
是方
(
こちら
)
の様子を注意するらしい——まあ、
思做
(
おもひなし
)
の
故
(
せゐ
)
かして、すくなくとも丑松には
左様
(
さう
)
酌
(
と
)
れたのである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
それでは、せめて、君の愛する其顏だけでも、其儘
變
(
かはり
)
なくまたと眺められるだらうか。悲しいことには、さういかない。或は
思做
(
おもひなし
)
でさうと
瞞
(
だま
)
されることはあつても、
儚
(
はかな
)
い心の試に過ぎぬ。
落葉
(旧字旧仮名)
/
レミ・ドゥ・グルモン
(著)
われは
思做
(
おもひなし
)
にや、その
面
(
おも
)
の色のさきより蒼きを覺えたるが、少女を驚さんことのいとほしくて、身を動すことを敢てせざりき。少女は暫し耳を
欹
(
そばだ
)
てゝアンジエロにやと呼びぬ。われは覺えず
屏息
(
へいそく
)
せり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
おもひなし(思做)の例文をもっと
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