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故蹟
ふりがな文庫
“故蹟”の読み方と例文
読み方
割合
こせき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こせき
(逆引き)
したがって、この地普通の名所や
故蹟
(
こせき
)
に対しては少しく神経がにぶっているから、初めて見物した人が書くように、地理や風景を面白く叙述するわけには行かない。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
瞰上
(
みあぐ
)
れば我が頭の上には、高さ幾丈の絶壁が
峭立
(
きった
)
っていて、そこは
彼
(
か
)
の虎ヶ窟なることを思い
当
(
あた
)
った。若い男と女とが社会の
煩
(
うる
)
さい圧迫を
脱
(
のが
)
れて、自由なる恋を
楽
(
たのし
)
んだ
故蹟
(
こせき
)
である。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
故蹟(こせき)の例文をもっと
(2作品)
見る
故
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
蹟
漢検準1級
部首:⾜
18画
“故”で始まる語句
故
故郷
故意
故里
故障
故事
故国
故人
故々
故智