“みつむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
凝視60.0%
20.0%
見詰20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何と……凝視みつむるゆびさきの噴水。
聖三稜玻璃:02 聖三稜玻璃 (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
莚旗むしろはたげたのがほこらであらうもれぬ。——が、なにもとむる? ない。じつみつむれば、みぎからひだりからきざはしまへへ、ぞろ/\とつた……みの摺合すれあおとして
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
おもかげは近く桂木の目の前に、ひとみゑた目もふさがず、薄紫うすむらさきに変じながら、言はじと誓ふ口を結んで、しか惚々ほれぼれと、男の顔を見詰みつむるのがちらついたが、今はうと、一度踏みこたへてずりはずした
二世の契 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)