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屏風巌
ふりがな文庫
“屏風巌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
びょうぶいわ
50.0%
びようぶいは
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びょうぶいわ
(逆引き)
娘の白い
頤
(
あご
)
の少しばかり動くのを、
甘味
(
うま
)
そうに、
屏風巌
(
びょうぶいわ
)
に
附着
(
くッつ
)
いて見ているうちに、運転手の奴が、その巌の端へ来て立って、沖を眺めて、腰に手をつけ、気取って
反
(
そ
)
るでしゅ。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
神職様
(
かんぬしさま
)
、
小鮒
(
こぶな
)
、
鰌
(
どじょう
)
に腹がくちい、貝も
小蟹
(
こがに
)
も欲しゅう思わんでございましゅから、白い浪の打ちかえす
磯端
(
いそばた
)
を、八
葉
(
よう
)
の
蓮華
(
れんげ
)
に気取り、
背後
(
うしろ
)
の
屏風巌
(
びょうぶいわ
)
を、
舟後光
(
ふなごこう
)
に真似て、円座して……
翁様
(
おきなさま
)
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
屏風巌(びょうぶいわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
びようぶいは
(逆引き)
卒
(
にはか
)
に
踵
(
きびす
)
を
回
(
かへ
)
して急げば、
行路
(
ゆくて
)
の雲間に
塞
(
ふさが
)
りて、
咄々
(
とつとつ
)
、
何等
(
なんら
)
の物か、と
先
(
まづ
)
驚
(
おどろ
)
かさるる
異形
(
いぎよう
)
の
屏風巌
(
びようぶいは
)
、地を抜く何百
丈
(
じよう
)
と
見挙
(
みあぐ
)
る絶頂には、はらはら松も
危
(
あやふ
)
く
立竦
(
たちすく
)
み、
幹竹割
(
からたけわり
)
に
割放
(
さきはな
)
したる断面は
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
屏風巌(びようぶいは)の例文をもっと
(1作品)
見る
屏
漢検1級
部首:⼫
9画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
巌
漢検準1級
部首:⼭
20画
“屏風”で始まる語句
屏風
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尾崎紅葉
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