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磯端
ふりがな文庫
“磯端”の読み方と例文
読み方
割合
いそばた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いそばた
(逆引き)
荒海の
磯端
(
いそばた
)
で、肩を合わせて一息した時、息苦しいほど蒸暑いのに、
颯
(
ざあ
)
と風の通る音がして、思わず脊筋も
悚然
(
ぞっ
)
とした。
絵本の春
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
波風
(
なみかぜ
)
に
揉
(
も
)
まれて
死人
(
しにん
)
のようになつて
磯端
(
いそばた
)
に
倒
(
たふ
)
れてゐました。
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
磯端
(
いそばた
)
で、日くれ方、ちょっと釣をすると、はちめ(甘鯛の子)、
阿羅魚
(
あらうお
)
、
鰈
(
かれい
)
が見る見るうちに、……などは
羨
(
うらやま
)
しい。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
磯端(いそばた)の例文をもっと
(4作品)
見る
磯
漢検準1級
部首:⽯
17画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“磯”で始まる語句
磯
磯馴松
磯城
磯部
磯貝
磯長
磯辺
磯山
磯際
磯節
“磯端”のふりがなが多い著者
和田万吉
泉鏡花