トップ
>
磯長
ふりがな文庫
“磯長”の読み方と例文
読み方
割合
しなが
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しなが
(逆引き)
この二つの信念は、
磯長
(
しなが
)
の
廟
(
びょう
)
に籠った
賜物
(
たまもの
)
であった。聖徳太子からささやかれた霊示であると彼は感激にみちて思う。けれど
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
磯長
(
しなが
)
の小ゆるぎの荒浪千鳥。荒浪の
天
(
そら
)
うつ波の逆まきのとどろきが上、あああはれ、また向き向きに、稲妻の
青
(
さを
)
の
脅
(
おび
)
えに連れ連れ乱る。啼き連れ乱る。
観想の時:――長歌体詩篇二十一――
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
磯長
(
しなが
)
の太子廟で、あなたに会った年は、私の十九の冬でした。以来十年、私はなにをしてきたか。あの折も、仏学に対する懐疑で真っ暗でした。今も真っ暗なのです。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
磯長(しなが)の例文をもっと
(4作品)
見る
磯
漢検準1級
部首:⽯
17画
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
“磯”で始まる語句
磯
磯馴松
磯城
磯部
磯貝
磯辺
磯山
磯際
磯端
磯谷
“磯長”のふりがなが多い著者
北原白秋
吉川英治