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殫
ふりがな文庫
“殫”の読み方と例文
読み方
割合
つく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つく
(逆引き)
抽斎の医学上の著述には、『
素問識小
(
そもんしきしょう
)
』、『素問校異』、『
霊枢
(
れいすう
)
講義』がある。
就中
(
なかんずく
)
『素問』は抽斎の精を
殫
(
つく
)
して研窮した所である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
あるいは
枯山
(
からやま
)
をして変えて青山にす。あるいは黄なる
地
(
つち
)
をして変えて白き水にす。
種々
(
くさぐさ
)
の
奇
(
あや
)
しき術、
殫
(
つく
)
して究むべからず。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
而して聽者のその空想の力を
殫
(
つく
)
して自ら描出する所のものは、
竟
(
つひ
)
にわが目撃せし所の美に及ばざるなるべし。蓋し自然の空想圖は
逈
(
はるか
)
に人間の空想圖の上にあるものなればなり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
殫(つく)の例文をもっと
(5作品)
見る
殫
漢検1級
部首:⽍
16画
“殫”のふりがなが多い著者
南方熊楠
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
森鴎外
永井荷風