枯山カラヤマ)” の例文
すさのをのみことが、青山を枯山カラヤマなす迄慕ひ歎き、いなひのみことが、波の穂を踏んで渡られた「ハヽが国」は、われ/\の祖たちの恋慕した魂のふる郷であつたのであらう。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)