“無妄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むもう50.0%
むぼう25.0%
むまう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆえに世にいまだ真実無妄むもうの公道を発明せざるの間は、人の議論もまた、いずれを是としていずれを非とすべきやこれを定むべからず。
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
けだし我党はつとに西洋文明の真実無妄むぼうなるを知り、人間の居家きょか処世より立国の大事に至るまで、文明の大義を捨てゝ他にるべきものなきを信じて、世の俗論、古論、保守論をよろこばざることなれども
それら皆其の折の機根相応に神を見たる真実無妄むまうの経験として、わが宗教生活史の一鎖一環をなす者にあらずや。謝せよ、これ皆上天のたまもの也。
予が見神の実験 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)