“むぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無謀78.6%
無妄7.1%
無帽7.1%
無暴7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すこ無謀むぼうにはぎはせぬかと氣付きづいたので、むし此邊このへん一泊いつぱくせんと、此事このこと武村兵曹たけむらへいそうかたると、武村兵曹たけむらへいそう仲々なか/\かない
けだし我党はつとに西洋文明の真実無妄むぼうなるを知り、人間の居家きょか処世より立国の大事に至るまで、文明の大義を捨てゝ他にるべきものなきを信じて、世の俗論、古論、保守論をよろこばざることなれども
これにたいして、あとから現われた針目博士の方は無帽むぼうである。頭には繃帯を巻いていない。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
罵るとは? 心中に軽蔑けいべつしていたことである。彼女にはともすればぬぐわれがたい汚辱を感じることがあるであろう。夫が無暴むぼうな渡航を思立って、見も知らぬ外国へ渡り窮乏したおりのことである。
マダム貞奴 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)