“星夜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいや33.3%
ほしづくよ33.3%
ほしよ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
卓はすべて庭園に出され、まさに星夜せいやの盛宴というべき光景。そして慨歌がいかたちまちに
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
外は星夜ほしづくよで風の無い静かな晩である。左へまがれば公園脇の電車道、銀之助は右に折れてお濠辺ほりばた通行ひとゞほりのない方を選んだ。ふと気が着いて自家じたくから二三丁先の或家あるいへ瓦斯燈がすとうで時計を見ると八時すぎである。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
四壁沈々、澄みとほりたる星夜ほしよの空の如く、わが心一念のくもりけず、えに冴えたり。
予が見神の実験 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)