黝然いうぜん)” の例文
しかはあれど、わが満心の自覚を一揮直抒いつきちよくじよの筆に附して、く其の駭絶の意識の、黝然いうぜんたる光の穂末をだに伝へ得ざる乎、そのかすかなる香気かをりをだにほのめかし得ざる乎。
予が見神の実験 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)