“黝赭”の読み方と例文
読み方割合
くろあか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斑点しみの多い母親の目縁まぶちが、少し黝赭くろあかくなって来た時分に、お庄の顔もほんのりと染まって来た。色の浅黒い、せぎすな向うの内儀さんは、膝に拡げた手拭の上で、飯を食べはじめた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)